グラフィックデザイン科 ブログ 個別記事(グラフィックデザイン 専門学校)

デザインで未来を創る。



蒲田 八王子 3年制 グラフィックデザイナー・イラストレーターをめざす人の情報ブログ グラフィックデザイン科ブログ

オープンキャンパス+体験入学 多彩なデザインの仕事を体験しよう!

【YTのススメ】CHARLES HAYWARD『ONE BIG ATOM』

2011年11月24日 【YTのススメ】CHARLES HAYWARD『ONE BIG ATOM』

yamataku_bana_

先週、ロッカーへの夢を挫かれたキング・クリムゾンについて書いた。今週は、挫かれた夢を更にダメ押すことになったバンド・THIS HEATのドラマー、チャールズ・ヘイワードの新作ソロアルバムを紹介したい。ディス・ヒートは1978年『THIS HEAT』でレコードデビュー、主にイギリスで活動した。ロンドンではパンク・ロックがブームとなっていた頃だが、ディス・ヒートの音楽はパンク・ロックより前衛的かつ進歩的だった。歪んだ音響、反復するリズム、ずれるメロディー、しかしなぜか懐かしく美しい旋律に感動した。このディス・ヒートの中心人物だったドラマー、チャールズ・ヘイワードのソロアルバムが近頃発売された。作詞・作曲・演奏をすべてひとりで行ったアルバム『ONE BIG ATOM』は、齢60を迎えようとしているベテランが、ディス・ヒートの頃の若き時代に回帰したようなアルバムだ。その特徴的なドラミングと背後に広がるドローンサウンドにかぶさる低音から高音まで伸びる声はまさしくロックなのだが、似ているロックはこの世にない。この世の何に似ているかと言えば読経だ。この『ONE BIG ATOM』はチャールズ・ヘイワードが2011年の世界に向けた「祈り」なのかもしれない。(八王子校・山口)

one big atom_up

補記

チャールズ・ヘイワードがディス・ヒート結成前、ロキシー・ミュージックのフィル・マンザネラと組んでいたバンド、クワイエット・サンの『MAIN STREAM』が近頃ボーナストラック・豪華ライナーノート付で発売されたようだ。このアルバムも10代後半に貪り聴いた。歴史的名盤だと思う。


main stream_up

n-94334894 at 12:0 | この記事のURL | |